関電が新電力事業に参入へ、首都圏で電力小売りを検討

2013年9月24日 11:38

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 関西電力は20日、同社の100%子会社である関電エネルギーソリューション(Kenes)が、総合エネルギー事業の新たなビジネスモデル構築に向けて、特定規模電気事業(新電力)開始届出書を、同日、経済産業省資源エネルギー庁に提出したと発表した。

 今回の届出書の提出は、関西エリア内外でユーティリティサービスを基軸とした事業を展開しているKenesが、エネルギーに対する昨今の顧客ニーズの広がりに対応し、より一層、顧客の役に立てるよう、電力供給をサービスに加えた新たなビジネスモデルの構築に向けて検討を開始するためのもの。

 電力供給の事業エリアとしては、市場規模が大きく、今後も堅調な需要の伸びが期待される首都圏を想定しているが、具体的な事業計画等については今後検討していく方針。

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