欧州為替:シリア情勢への警戒感でリスク回避の円買い、株売り

2013年8月27日 20:49

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記事提供元:フィスコ


*20:49JST 欧州為替:シリア情勢への警戒感でリスク回避の円買い、株売り
27日のロンドン外為市場のドル・円は、シリア情勢への警戒感、日経225先物(ナイト・セッション)の下落、米国10年債利回りの低下などで、98円00銭から97円66銭まで下落した。

ユーロ・ドルは、ドイツの8月IFO景気動向指数が予想を上回ったことで1.3387ドルまで上昇後、イタリア連立政権崩壊懸念から1.3323ドルまで反落した。
ユーロ・円は、130円99銭から130円30銭まで下落した。

[経済指標]
・独・8月IFO景気動向指数:107.5(予想:107.0、7月:106.2)
・南ア・4-6月期国内総生産(GDP):前期比年率+3.0%、前年比+2.0%(予想:前年比+1.9%、1-3月期:+0.9%、+1.9%)


[要人発言]
・キャメロン英首相
「国際社会は、シリアの化学兵器攻撃に対して抗議すべき」
・バシュチュ・トルコ中銀総裁
「上限政策金利をこれ以上引き上げることはない。通貨防衛の新たな手段を発表する」
・浜田内閣官房参与(エール大学名誉教授)
「予定通りの消費税率引き上げは、アベノミクスによる景気回復・デフレ脱却を阻害する可能性」
「消費税率引き上げの1年先送り、または、毎年1%ずつの引き上げを提言」
「デフレ脱却できない中で、消費税上げても歳入増えない可能性」《MY》

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