東京電力の高濃度汚染水漏れ、中国の家電市場にも悪影響

2013年8月23日 11:51

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記事提供元:フィスコ


*11:51JST 東京電力の高濃度汚染水漏れ、中国の家電市場にも悪影響
中国メディアによると、東京電力<9501>が高濃度汚染水の漏れを発表したことを受け、放射線や電磁波などに対する中国人消費者が過剰に反応しているため、IHクッキングヒーターや電子レンジなどの売上高は最近、急減しているという。

市場心理を利用してドイツや米国メーカーが相次いで遠赤外線クッキングヒーターを中国市場に投入しているとも報じられた。

一方、専門家は、IHクッキングヒーターに限らず、さまざまな家電が電磁波を出していると指摘。IHクッキングヒーターの別名が電磁調理器だが、電磁波をたくさん出しているという考え方が非科学的だと強調。品質の高いものを選べれば人体に与える影響がほとんどないことにも言及した。《ZN》

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