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中国の輸出減少 大事件に発展するのか?
記事提供元:フィスコ
*14:48JST 中国の輸出減少 大事件に発展するのか?
中国の税関総署が10日に発表した6月貿易統計では、輸出が1743億ドル、輸入は1472億ドルとなっていました。6月の貿易収支は270億ドル以上の黒字を計上していますが、輸出額は前年同月比-3.1%と予想外の減少。輸出主導による経済成長は難しくなっていることが想像できます。ただし、中国の輸出額は「水増しされている」という噂は以前から存在しており、輸出額の減少は特に驚くべきことではないとの声もあります。
外為市場では中国の輸出額が減少していることから、ドル売り・円買いが優勢となっています。ちょっとわかりにくい話かもしれませんが、中国の経済成長が予想以上に鈍化した場合、日本経済にも悪影響を及ぼすことになり、その結果として日経平均株価は下落する。株安を警戒するから、リスク回避的な円買いが活発になるという発想です。《MK》
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