(香港)本土系不動産セクターが堅調、中国証監会がIPOや増資を解禁か

2013年7月5日 11:32

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記事提供元:フィスコ


*11:32JST (香港)本土系不動産セクターが堅調、中国証監会がIPOや増資を解禁か
本土系不動産セクターが堅調。中国証券監督管理委員会(証監会)が近く、不動産デベロッパーの新規株式公開(IPO)や増資、買収による「裏口上場」などを解禁する方針と報じられている。資金繰りの改善期待が広がっているようだ。

中国政府は不動産引き締め策の一環として、2010年に不動産デベロッパーのエクイティファイナンスを凍結。不動産事業を分離しない限りは、申請を受け付けないとしていた。このため、銀行融資への依存度が一段と高まったほか、香港で上場するケースも増えていた。

日本時間午前11時28分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。

■世茂房地産(00813/HK):15.00HKドル(前日比3.16%高)
■中国海外発展(00688/HK):20.05HKドル(2.71%高)
■華潤置地(01109/HK):20.80HKドル(2.46%高)
■恒大地産(03333/HK):2.98HKドル(2.06%高)
■方興地産(00817/HK):2.49HKドル(1.22%高)《NT》

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