楽天、エネルギーサービス「楽天エナジー」を開始

2013年6月28日 16:59

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 楽天は28日、エネルギーサービスの「楽天エナジー」を新たに開始すると発表した。「楽天エナジー」は、「再生可能エネルギー事業」、「エネルギーソリューション事業」、「パワーサプライ事業」の3つの事業で構成される。これを機に、東日本大震災以降の国内のエネルギー需給変動や、シェールガス革命に代表されるパラダイムシフトなどを新たな事業機会と捉えてビジネスを拡大していく。

 楽天は、昨年7月に太陽光発電システム販売の「楽天ソーラー」を開始し、今春には東京電力、関西電力および九州電力管内におけるデマンドレスポンス事業への参入や、電力利用に関連したメンバーシップサービスの開始など、エネルギー領域で様々な事業を展開してきた。

 サービスを展開する中で、エネルギー事業領域は今後の成長が見込めるとともに、楽天の強みが生かされる分野と判断し、これまでの取り組みをさらに発展させるため、今回「楽天エナジー」として事業を再組成する。今後は、「楽天エナジー」においてエネルギー事業全般を展開しつつ、「楽天ソーラー」ブランドでは引き続き太陽光発電システムや蓄電池システム等を販売していく。

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