『九家の書』第17話 イ・スンギ&スジが森の中で“涙のキス”

2013年6月4日 21:16

印刷

『九家の書』のイ・スンギとスジが、深い森の中で熱い“涙のキス”を披露する。写真=サムファネットワークス

『九家の書』のイ・スンギとスジが、深い森の中で熱い“涙のキス”を披露する。写真=サムファネットワークス[写真拡大]

 『九家の書』のイ・スンギとスジが、深い森の中で熱い“涙のキス”を披露する。

 二人は、3日放送のMBCドラマ『九家の書』(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル)の第17話でグラビアのワンシーンのような美しい口づけを交わす。

 これまで二人はお互いの感情を少しずつ確かめ合ってきた。ガンチ(イ・スンギ)は、腕輪を付けなくても人間の姿を維持できるようにしてくれるヨウル(スジ)に対し不思議な感情を抱き、ヨウルは半人半獣ガンチに無限の信頼を表してきた。

 今回は、これまで失敗に終わった二人のキスがやっと成功し、これから本格的に展開される恋愛模様に視聴者の関心が集中している。

 このシーンは、先月30日、京畿道龍仁のドラマセット場で撮影された。涙を流しながらキスをするという難しいシーンだったにも関わらず、二人はシン監督のサインに合わせて真剣な眼差しで演技に没頭したとのこと。

 シン監督は、細かいリハーサルを通じてイ・スンギとスジに、「もっと濃厚なキスを!感情を込めて!」と感情変化や手の位置まで説明しながら現場をリードした。スジは、自分が恥ずかしがるのではないかと心配してくれたイ・スンギのために、いつもより大きな声を出し現場の雰囲気を盛り上げ、スタッフらを感動させたとのこと。

 また、様々な角度からの姿を捉えるため、キスシーンは数回に渡って行われたが、二人は恥ずかしさに耐えられず吹き出してしまう場面も見られた。しかし、最後には息ピッタリの“幻想的キスシーン”を完成させ、周囲からは拍手が鳴り響いた。

 制作会社のパク・テヨンPDは、「お互いに対する感情を確かめ合った二人が、自分たちの運命に逆らって初めてキスをする場面だ」とし、「二人の美しい恋愛模様が描かれる中、イ・ソンジェ、ユ・ドングン、チェ・ジニョク、ユン・セアなどがどのような影響を及ぼすのか、是非見守って欲しい」と伝えた。

 なお、前回の16話ではユ・ドングンがイ・ソンジェをギャフンと言わせるシーンが描かれ、視聴者に痛快感を与えた。果たしてユ・ドングンとイ・ソンジェの対立は今後どのように描かれるのか、視聴者の関心が高まっている。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事