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【狙い場・買い場】カシオ計算機に円安効果の好業績見直し、高値更新へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
カシオ計算機 <6952> は、日銀による予想を上回る追加金融緩和で為替相場は円安が進行し、トヨタ自動車 <7203> が年初来の高値を更新するなど、主力の輸出関連が上値を伸ばしており、好業績予想を見直される可能性が高いことから注目したい。
足元の業績、前13月期3月期売上高は3200億円(前期比6.1%増)、営業利益は200億円(同2.2倍)、経常利益は170億円(同2.4倍)、純利益は100億円(同3.9倍)と大幅増益を見込む。東南アジアや中東で、スマートフォンと連動して着信を知らせる新型Gショックを16年3月期をめどに時計事業の売上高を1500億円と、13年3月期見通し比で5割増やす計画。Gショック誕生30周年、限定モデルの発売もあり、14年3月期業績見通しに対する期待感が高まる。
株価は、1月18日に年初来の高値833円をつけた後、750円を軸としたもみ合いが続いているが、2月15日安値685円、4月2日安値706円と、700円前後を下値として固め、26週移動平均線が再度サポートラインとして確認されたことで、高値奪回から上値を伸ばす可能性が高まっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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