【引け後のリリース】ソニーはディー・エヌ・エー株の譲渡益約409億円

2013年3月4日 21:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■エムスリー株やビル売却など資産の見直し急

  ソニー <6758> は4日の大引け後、保有するディー・エヌ・エー <2432> の普通株式すべて(1772万2500株)を野村ホールディングス <8604> の野村證券に譲渡することで合意し、約409億円の譲渡益を2012年度第4四半期に計上すると発表した。ディー・エヌ・エーも前後してソニーが議決件数で第2位の株主でなくなり、新たに野村證券が第2位の株主になると発表した。

  ソニーは、2013年2月7日の四半期決算発表で、米ニューヨークの本社ビル売却を明らかにし、事業ポートフォリオの再編や資産の見直しの一環として資産売却などを計画していると発表。2月20日には、エムスリー <2413> の株式の一部売却を発表し、1150億円を計上すると発表。同28日には、東京・品川区に所有するオフィスビルを売却し、13年3月期に約410億円の譲渡益を計上すると発表している。

  このため、今後も継続して売却益を計上する期待が強まっている。株価は2月7日の1551円を高値に調整入りし、中旬に1265円まで軟化。以後は持ち直し、本日は1452円(前日比62円高)まで上げ、戻り高値に進んだ。終値は1438円(48円高)。PBRは依然0.7倍台。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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