日産、2014年のルマン24時間レース参戦を発表

2013年2月27日 17:06

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 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、同社がゼロエミッション・テクノロジーを用いた革新的なコンセプトのレーシングカーにより、2014年のルマン24時間レースにガレージ56車両として参戦することを発表した。

 ルマンへの参戦は、新しいパワートレインをテストすると同時に、最新のテクノロジーを採用したレーシングカーが将来ルマン24時間のトップカテゴリーに復帰する際の、ACO(西部自動車クラブ、ルマン24時間レースのプロモーター)とFIA(国際自動車連盟)への必要なデータ提供という目的があるという。ゴーン社長は、「ルマンへの復帰は当社の市販車とレーシングカーの両方にとって、最も厳しい環境下での実験の場への復帰となることだろう」と述べている。

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