【株式市場】政策期待が続き後場は2ケタ低位株も動意活発で日経平均は年初来高値

2012年12月27日 15:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は60%が高い

  27日後場の東京株式市場は、高値もみあい。新内閣への政策期待に加え、為替が1ドル86円に近づく円安の場面があり、トヨタ自動車 <7203> などの自動車株が一段高となった一方、朝方堅調だったキヤノン <7751> や大手ゼネコン株の一部は軟調転換など、物色の乗り換えが見られる展開。連日高値の大和ハウス工業 <1925> も後場は一進一退。一方で、株価2ケタ銘柄の上げが目立ち、石原産業 <4028> は7月以来の70円台回復。日本板硝子 <5202> は5月以来の100円台回復後もしっかり。

  日経平均は3月27日につけた年初来の高値を更新。前場1万376円39銭(146円03銭高)まで上げ、後場も1万300円台で安定し、終値は1万322円98銭(92円62銭高)。

  東証1部の出来高概算は34億6904万株、売買代金は1兆6146億円。1部上場1696銘柄のうち、値上がり銘柄数は1012(前引けは1135)銘柄、値下がり銘柄数は574(前引けは417)銘柄。

  東証33業種別指数は30業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、海運、証券・商品先物、水産・農林、輸送用機器、不動産、空運、倉庫・運輸、など。

  一方、値下がりした業種は、電力・ガス、医薬品、建設、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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