丸千代山岡家:ロス管理徹底など施策が浸透し収益面が改善

2012年12月13日 16:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ラーメンの原点回帰で業績回復目指す外食チェーンの丸千代山岡家<3399>(JQS)の今1月期第3四半期(8~10月)は、引続き期間、または地域限定メニューはじめ積極的販促活動を展開した。

ラーメンの原点回帰で業績回復目指す外食チェーンの丸千代山岡家<3399>(JQS)の今1月期第3四半期(8~10月)は、引続き期間、または地域限定メニューはじめ積極的販促活動を展開した。[写真拡大]

■下期、売上高好調を維持、通期予想超へ追い込み急加速

  ラーメンの原点回帰で業績回復目指す外食チェーンの丸千代山岡家 <3399> (JQS)の今1月期第3四半期(8~10月)は、引続き期間、または地域限定メニューはじめ積極的販促活動を展開した。

  こうしたプロモーション効果や4月から実施している各店舗でのロス管理徹底などの原価の抑制、ワークスケジュール管理による人件費のコントロールを継続実施したことで、現場段階でのコスト並びに販管費など諸経費削減への取組みが浸透しはじめ、利益面での改善が進んだ。

  また、開店後1年程度の既存店の戦力化に加え、積極展開を再開した店舗政策としての新規開店は、北海道・熊本県各1店舗と茨城県1店舗の業態変更で計3店舗、閉店1店舗となり当期末現在店の舗数137店舗と1店舗増加した。(写真=牛久店)

■11月売上高速報100.1%、客単価101%好調維持

  12月10日開示の11月月次の売上高速報は、前年同期に比べ100.1%で、期初からの累計売上高は103.6%、客単価101.0%と堅調を維持している。3Q末時点で、営業損失額16百万円と前年同期の5分の1減と改善し復調の兆しが顕著だが、年末年始の繁忙期入りしたこともあり、通期業績予想(11月12日開示)超えを目指し、期末までさらに強力な追い込みに取組む。

  通期業績見込みは売上高8,900百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益151百万円(同約7倍)、経常利益180百万円(同3.1倍)、当期純益30百万円黒字転換を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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