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セーラー万年筆、最新デジタル技術導入で提携しサービス提供

セーラー万年筆<7992>(東2)は、電子文具事業の展開を視野に、日本CM株式会社(本社:中野区、代表取締役社長:岡ベラ氏、以下「日本CM」)と業務提携することを決めた。[写真拡大]
■デジタル文具分野で「電子キャビネットサービス事業」開始
セーラー万年筆 <7992> (東2)は、電子文具事業の展開を視野に、日本CM株式会社(本社:中野区、代表取締役社長:岡ベラ氏、以下「日本CM」)と業務提携することを決めた。
昨今、コンピューター技術とインターネット(NET)の普及に伴い、書籍のデジタル化をはじめ、写真・映像、文章・図面等の管理・保管などの必要性が増し、また、その利用範囲はスマホ、タブレット等、デジタル端末の普及でNET上での公開・閲覧なども一般化してきた。こうした状況を踏まえ、同社は業務提携することでデジタル文具分野として「電子キャビネットサービス事業」を開始し、日本CMと共同でアーカイブの最先端技術を活用し、法人、個人向けに幅広い分野での企画・提供を開始する。
同社は既に、IT技術を用いた情報伝達、情報蓄積ツールの電子文具製品「音声ペン」を販売し、名作100選朗読「名作ふたたび」、「子ども英語」や海内旅行ガイドが広く使用されているが、この事業では、デジタルアーカイブ技術によるデジタル化で資料類等のほか、絵画、映画等収蔵品、有形・無形の文化資源等の公開、NETを通じた利用を容易にすることを目指す。
業務提携先の日本CMは、デジタル ブックビューアとアーカイブ機能を統合したデジタルコンテンツマネジメントシステム「YOUSEE」の企画、開発、保守等、国内外でアーカイブ事業の豊富な実績があり、提携シナジーが期待される。
■最新技術のデジタル化「電子キャビネットサービス」とは
同社は、日本CMと共同した電子文具事業の第一弾として、「電子キャビネットサービス」を開始する。
このサービスは、高速検索や高速閲覧によるペーパーレス文書管理サービスで、最新の技術を使い、膨大な資料を「個別に、業種、職種の事情に合わせ」て使える点が、数ある他製品と違う特長だという。
メーカー(取扱説明書・設計資料)、建築事務所(図面・設計資料)、法律事務所(案件資料)、雑誌社(バックナンバー)、研究機関(論文・研究資料)などでの活用や、デジタル教材など学校・学習塾向け、立ち読みシステム、電子書籍などの出版社、新聞社、カタログ、動画、文書など企業・官公庁、図録、所蔵品・展示品のデジタル化で美術館・博物館などでの保管など活用範囲が広い。
(図=『高速検索』・『高速閲覧』を実現する「電子キャビネットサービス」概念図)
※日本CMの納入実績の一例:韓国専門出版社「機械技術」向けに、雑誌のデジタル化およびアーカイブシステムの導入、・韓国の教育出版社「YBM」向けに、デジタル教科書制作などその他多数。また、YOUSEEは韓国のデジタル教科書の約4割のシェアといわれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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