【株式評論家の視点】400円接近へ予想外に下げた日立製作、証券会社が目標株価下げ

2012年10月12日 13:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  日立製作所 <6501> は、400円すれすれまで予想外の水準にまで下げてきた。ここへきて証券会社がレーティングは買いを継続も、目標株価を600円から550円に引き下げたことが、目先筋の売りを引き出している。今2013年3月期の業績も下方修正した。しかし、それも会社側数字を上回る線から会社側の営業利益4800億円、前期比16%増へ戻しただけ。

  従って、基本的な好業績見通しに変更が加えられたものではない。社会イノベーション事業へ経営資源を集中的に投入し、事業構造の転換が進展、安定した収益アップペースを維持している同社への評価は高い。

  5月以降のもみ合いを下放れる展開となったが、基本的な相場観に変更が無いだけに、これ以上下げ続ける可能性は小さい。目先筋の売り一巡の後は出直り相場に転じるとみられる(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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