【今日のチャートワンポイント：日足】日経平均、双日、神戸製鋼所など

【今日のチャートワンポイント：日足】

　　日経平均株価　３０日（木）終値は８６円安の８９８３円。終値としては、お盆（１５日）以来の９０００円割れ。このところ陽線と陰線が交互に出る足で、気になるのは陰線が大きく、陽線が小さいことだ。明日（３１日）は陽線の順番とみられるものの、どのていどの陽線となるか注目される。小幅陽線ならまた下げる心配がある。

　　双日 <2768> （東１）＝売買単位１００株　３０日（木）は４円安の１０６円と去る８月３日の１１０円を切って年初来の新安値。１１０円水準を下回るのは２００９年３月以来。高水準の信用買残の処分売りがでているもよう。下値のフシは２００９年２月の１０３円。

　　神戸製鋼所 <5406> （東１）＝売買単位１０００株　３０日（木）は３円安の６１円と年初来安値更新。この水準は２００３年１月以来９年７ヶ月ぶり。とくに、１００円を切ってからズルズルと下げている。信用買残だけは過去最高水準に膨張。戻り見込めなければ見切り売り本格化も。２００２年１１月の４２円が下値のフシ。

　　ユニ・チャーム <8113> （東１）＝売買単位１００株　３０日（木）は１００円高の４６４５円と３営業日続伸、年初来高値更新。上げピッチは速くなっているものの、上値のフシだった４６３０円を抜いてきたので、もう一段の上値は見込めそうだ。ただ、今日で陽線３本連続。過去、連続陽線３本は目先の高値となっているので深追いは避けたい。

　　アヲハタ <2830> （東２）＝売買単位１００株　３０日（木）は６円高の１４１０円と年初来高値更新。直近の１３５０円（８月３日）から下値切り上げの展開。移動平均線から大きく乖離した場面はない。２０１１年１０月の１４１９円を抜くことができるか見所。抜けば、次は１４６８円（２０１０年１０月）挑戦も。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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