ブリヂストン、タイヤ金型生産拠点を再編

2012年5月28日 12:15

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 ブリヂストンは25日、より効率的な生産体制を構築するため、タイヤ生産に使用されるタイヤ金型の生産拠点を再編すると発表した。短納期対応を要する金型の生産及び技術情報の発信については国内拠点に特化し、それ以外の金型についてはタイ、中国などの内・外製拠点から調達することでより競争力を強化していく。

 具体的には、東京工場(東京都小平市)での生産を久留米工場(福岡県久留米市)に集約することで生産効率の向上を図る。拠点の集約は2012年7月より開始し、2013年6月までに完了する予定。また、内製拠点の集約に関連し、更なる生産効率向上のため、ブリヂストンのグループ会社である日本モールド工業の東京工場(東京都東大和市)での生産を同社の下関工場(山口県下関市)に集約し、建設・鉱山車両用タイヤ用の金型の生産に特化する。併せて、東京都東大和市にある同本社を山口県下関市に移転する。拠点の集約は2012年7月より開始し、2013年4月までに完了する予定。

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