ミキオ サカベ 2012-13年秋冬 - 純粋で中性的な少年スタイル

2012年3月24日 15:10

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記事提供元:ファッションプレス

  2012年3月23日、ミキオサカベ(MIKIO SAKABE) 2012-13年秋冬コレクションが発表された。2011-12年秋冬コレクションにパフォーマンスを披露した「でんぱ組.inc」がミキオ サカベの服を身に纏って、コレクション会場に観客として登場した。ベルギーアントワープを拠点として活動するバンド「dEUS」等のロックミュージックが流れる中、『PURE』をテーマとするショーが行われた。

   

  クリーム色、ホワイトやダークネイビーをベースカラーに、淡いピンクやブルーをコントラストカラーに使用し、純粋で天衣無縫な少年のイメージを再現。またアニメやひらがなのプリントをあしらった遊び心溢れるアイテムに、寿司のネックレスやティアラ等のアクセサリーをコーディネートする事によって少年の様な何事にも恐れないチャレンジ精神を表現した。

  「13歳~15歳という年齢は、ジェンダーがはっきりしていない中性的な時期だと思います。今季のコレクションではそういった物を新たな性として表現しましたと話してくれたデザイナー坂部。中学生の日常生活の中で着用する服をデザインソースとし、ニットやシルク素材を組み合わせたセーラ服やスウェット、カーディガンがショーの主人公となった。

   

  登場したモデルのヘアスタイルもショートボブか長髪で中性的なイメージ。堂々としていたり、オドオドしていたりするウォーキングスタイルも少年の様な印象を醸し出した。

 

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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