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宮城のガレキ処理による灰は問題ない 環境相
記事提供元:エコノミックニュース
細野豪志環境大臣は2日の衆議院予算委員会で小野寺五典議員(自民党、宮城6区選出)が「ガレキの量が焼却により1000分の1になると、逆に放射能は1000倍に濃縮されると聞く。安全基準地を超えるのではないか。震災のガレキ処理により発生する灰をどうするのか」と安全性と処理の問題を質したのに答え「焼却により10倍から数10倍の濃縮になるが、宮城県でガレキ処理により発生する灰について問題ない」と明言した。
また、小野寺議員が「大臣自ら被災地で説明して頂きたい」と求めたのに答え「被災地にはいつでも参りたい」と被災地で自らガレキ処理やそれに伴い発生する灰の安全性についても説明する考えを述べた。
細野環境大臣はガレキ処理については「仮設焼却施設をつくる。災害復旧事業にリサイクルする。広域処理をする」方法で処理していく考えを述べ、広域処理では「山形県と東京都で現在、受け入れて頂いている」とした。
一方、稲わらについては「巻き取る形でとるために灰より高いレベルになる」として「確実に処理する必要がある」とした。
また、アスベストを含む建物の解体処理については国交省、経産省、厚労省含め「解体現場の安全確保を全力でやる」とした。(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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