労働者のうち28.49%がパート労働者

2012年1月20日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 厚生労働省の勤労統計調査(平成23年11月分確報)で、事業所規模5人以上の事業所に働くパート労働者の割合は前年同月に比べ0.19ポイント増加し、28.49%になっていることが分かった。特に卸売業や小売業では前年同月0.83ポイント増加の43.41%がパート労働者だった。

 また、就業員30人以上の規模の事業所においても23.59%がパート労働者で占められ、労働者に占めるパート労働者の割合の高さを示していた。

 次に月間の現金給与をみると、事業所規模5人以上の全産業平均は27万8256円となり、前年同月に比べ0.2ポイント減少した。産業別では電気・ガス業が48万6147円と前年同月より0.1ポイント減少したものの全産業中で最も高かった。逆に、最も低かったのは飲食・サービス業などで前年同月より1.2ポイント増えたものの12万5521円と電気・ガス業の4分の1に近い数値で、業種による格差が目立っていた。(編集担当:福角忠夫)

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