セブンイレブン、GREEの仮想通貨コイン用プリペイドカードを販売 SNS業界初

2011年12月7日 20:46

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「GREEコインプリペイドカード」デザイン(画像:グリー)

「GREEコインプリペイドカード」デザイン(画像:グリー)[写真拡大]

 セブン-イレブン・ジャパンとグリーは7日、12月8日より、全国のセブン-イレブン店舗において、POSA技術で販売可能な「GREEコインプリペイドカード」を発売すると発表した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」内で利用できる仮想通貨をプリペイドカードとして販売する試みは、ソーシャルメディア業界初であり、コンビニエンスストア業界においても初めての取り組みとなる。

 カードの種類は、「5,000円プリペイドカード(4,762コイン)」と「1,500円プリペイドカード(1,429コイン)」の2種類。なお、「GREEコインプリペイドカード」の有効期限は店舗での購入日から6か月となっている。

 「GREEコインプリペイドカード」により、日本で2,770万を超える「GREE」のユーザーは、「探検ドリランド」など人気ソーシャルゲームをはじめとする多彩なコンテンツを利用する中で、有料アイテムなどを購入するのに必要なGREEのコイン(仮想通貨)を、クレジットカードやキャリア課金などに加えて、プリペイドで決済できるようになる。

 セブン-イレブンでは、POSレジで支払いが確定した時点で対象のカードを有効化するPOSA技術を使って、2010年9月からiTunes Cardや家庭用ゲーム機で使用できるプリペイドカードを提供してきた。これにより、顧客は通常の買い物と同じように店頭で“欲しいカード”を選ぶことができるようになった。グリーは、この柔軟な品揃えが可能なシステムを利用して、「GREEコインプリペイドカード」の券面デザインなどにも工夫しながら、幅広い顧客のニーズにリーチするカードを提供していく。

 また、今回の発売を記念して、セブン-イレブンで「GREEコインプリペイドカード」を購入した人の中から抽選で総額200万コインが当たるキャンペーンを、12月8日から実施する。

 なお、「海賊王国コロンブス」、「聖戦ケルベロス」、「釣り★スタ」といった人気ゲームキャラクターがデザインされた2種類のカードでスタートする「GREEコインプリペイドカード」は、今後、オフライン(店舗)とオンラインをつなぎ、多様なプロモーションやキャンペーンでの展開を予定している。

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