セブン&アイ、無料ワイヤレス通信サービス「セブンスポット」を12月1日から提供開始

2011年11月29日 19:30

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「セブンスポット」のロゴ(画像:セブン&アイ・ホールディングス)

「セブンスポット」のロゴ(画像:セブン&アイ・ホールディングス)[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスは29日、無料ワイヤレス通信サービス「セブンスポット」を、東京23区内のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、セブン&アイ・フードシステムズの各店舗で、12月1日より展開すると発表した。
 
「セブンスポット」は、Wi-Fi環境で快適なインターネット通信が無料で利用できるサービス。1回につき最大60分間アクセスが可能で、1日につき3回までアクセスできる。Wi-Fiに対応した端末(スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン)、NTTドコモ、Softbank、au等全てのキャリアの端末で利用できる。なお、利用するには、「セブンスポット」会員登録(無料)が必要。また、セブン&アイのネット通販サービス「セブンネットショッピング」会員IDでも利用できる。

 利用可能店舗は、東京23区内の「セブンスポット」ロゴマークの有る約770店のセブン&アイ店舗。なお、2012年2月末までに東京23区内で1,300店舗、2013年2月末までに全国14,000店舗への展開を予定している。12月1日時点での利用可能店舗数は、セブン-イレブン約700店舗、イトーヨーカドー22店舗、そごう・西武1店舗(西武池袋本店)、デニーズ約50店舗となっている。

 また「セブンスポット」では、同サービスの接続環境でのみダウンロードできるオリジナルコンテンツを提供する。今回グランドオープンを記念してAKB48クリスマス壁紙を提供するほか、今後はクーポンの配信等を予定している。さらに、ニンテンドーDSシリーズのワイヤレス通信機能を利用したサービス「ニンテンドーゾーン」を「セブンスポット」のサービス提供エリアで利用できる。「ニンテンドーゾーン」で提供している通常のサービスのほか、「7SPOTでDS」限定のオリジナルコンテンツも随時配信していく。

 「セブンスポット」は、NTT東日本の光ブロードバンドサービス「フレッツ光」をセブン&アイの店舗に導入し、Wi-Fi環境を構築することで実現している。なお、NTT東日本も、12月1日より東京23区内のセブン&アイホールディングス各グループの一部店舗で公衆無線LAN(Wi-Fi)サービス「フレッツ・スポット」の提供を開始する。「フレッツ・スポット」の契約者は、「フレッツ・スポット」を利用して快適な無線LANインターネットが利用可能となる。

 さらに、震災等非常時には、「フレッツ・スポット」のサービスを契約していない顧客に対しても無料で開放し、インターネットによる情報伝達や情報収集に利用できるようにする。


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