【銘柄診断】壱番屋は2400台で綱引きするなか一段の戻りを試す

2011年10月10日 17:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

カレー専門店を直営・FCで展開する壱番屋<7630>(東1)の株価は、7月15日に年初来安値2550円をつけてから値を下げて9月27日には年初来安値2250円まで下げた。その後2400台でPER16倍台の割安修正買いと利益確定売りが綱引きするなか一段の戻りを試そう。

カレー専門店を直営・FCで展開する壱番屋<7630>(東1)の株価は、7月15日に年初来安値2550円をつけてから値を下げて9月27日には年初来安値2250円まで下げた。その後2400台でPER16倍台の割安修正買いと利益確定売りが綱引きするなか一段の戻りを試そう。[写真拡大]

  カレー専門店を直営・FCで展開する壱番屋 <7630> の株価は、7月15日に年初来安値2550円をつけてから値を下げて9月27日には年初来安値2250円まで下げた。その後2400台でPER16倍台の割安修正買いと利益確定売りが綱引きするなか一段の戻りを試そう。

  同社は9月26日大引け後に今5月期第1四半期(1Q)決算を発表、前年同期比1%増収、3%経常増益、18%純益増益となり、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率は、51~47%と目安の50%はほぼクリアした。

  国内で10店舗を新規出店(退店5店舗)し、前期から開始したドライブスルー導入を14店舗で実施して55店舗に拡大し、メニューの見直しなども実施して増収を確保したが、食材の仕入れ価格は前年同期水準を下回ったものの、災害リスク対応や節電対策費用の増加で経常利益は伸び悩んだ。純利益は、減損損失の減少や資産除去債務損失の計上がなく増益となった。

  2Q累計・5月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、22億5000万円(前期比8%増)と連続過去最高更新を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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