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ここがポイント-会社を伸ばす中小企業の採用戦略:第5回 会社を理解してもらうために(1)(2/2)
■自分たちも選ばれる立場‐だから知ってもらう努力をする
会社からの情報を応募書類に置き換えて考えると、募集要項や会社概要は履歴書、ホームページやパンフレットは自己紹介書といったところになるのでしょうか。業績指標は成績証明書や健康診断書などにあたるのかもしれません。もし人を採用する立場であれば、きちんと書かれていない応募書類を見て、この人を採用したいと思う人はいないでしょうが、これは応募者側から見ても同じことだと言えます。
面接はさしづめお見合いということになるのでしょうが、お見合いで結婚した後に、相手の知らなかったことがたくさん出てきたら、相手を信頼できなくなるでしょうし、場合によっては結婚生活を続けられなくなるかもしれません。
採用活動というのは、お互いに選び選ばれる行為です。これを認識できれば、応募者に自社を理解してもらうことに大切さは、わかって頂けると思います。相手を知ることだけでなく、自分たちを知ってもらうのも同じように大切だということを、是非認識していただきたいと思います。
次回は、主に会社からの情報提供の仕方、ポイントなどをお伝えしようと思います。
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