【株式市場】円の高止まり警戒するなか復興関連株などの物色は活発

2011年4月19日 18:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

19日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高の進行は一服したものの、依然ユーロは117円台で高どまりなど不透明感の強い状況のため、自動車、電気機器、機械株などから手控える相場。

19日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高の進行は一服したものの、依然ユーロは117円台で高どまりなど不透明感の強い状況のため、自動車、電気機器、機械株などから手控える相場。[写真拡大]

  19日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高の進行は一服したものの、依然ユーロは117円台で高どまりなど不透明感の強い状況のため、自動車、電気機器、機械株などから手控える相場。東京電力 <9501> も軟調で4.3%安の447円(20円安)続落。ただ、復興関連株や材料株の物色は活発で、東証1部の値上がり銘柄数は274銘柄(約16%)。

  日経平均は続落。前場の安値9405円19銭(151円46銭安)目前まで下げる場面を交えて一進一退となり、大引けは9441円03銭(115円62銭安)となった。

  東証1部の出来高概算は18億6293万株、売買代金は1兆1611億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は274(前引けは148)銘柄、値下がり銘柄数は1281(前引けは1382)銘柄。

  また、東証33業種別指数は「保険」1業種が値上がり(前引けは全業種が下落)。値下がり率の小さい業種は、証券・商品先物、水産・農林、陸運、繊維製品、ゴム製品、小売り、卸売り、その他金融、食料品、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、空運、鉱業、ガラス・土石、輸送用機器、海運、機械、不動産、精密機器、電気機器、鉄鋼、電力・ガス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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