【復興特需関連株】技研興業は津波対策による消波ブロックの需要増に期待感が強い

2011年4月17日 18:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  技研興業 <9764> が復興関連株として息の長い強調相場を続けている。同社は消波ブロック、環境保全コンクリートブロックなどを手掛けているため、巨大津波対策としての需要拡大に期待感が刺激されている。

  今回の大地震を経て、今後は港湾の安全強化の動きが日本各地に広がる可能性が考えられる。また、同社は放射線・電磁波シールドなどの建築工事を展開しているのも注目点。これまでは病院関係などが主要ユーザーであまり需要の広がりは見られなかったが、原発事故に伴い社会的に放射への関心が強まっており、放射能関連の業容が拡大の公算もある。

  前2011年3月期は売上げ105億円(前々期比横ばい)、営業利益1億円(同36%減)と低調な決算に終わった模様だ。ただ、今後への期待は大きく3月25日の231円高値に対し4月8日の146円で整理にピリオドを打ち、再び高値奪回へ盛り返す力強い足取りを見せている。100円台という値ごろ的な手掛けやすさも個人投資家の買い気を引き付けている要因だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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