【復興特需関連株】京セラは工場に太陽光発電システムを設置、企業の採用増加に期待

2011年4月13日 17:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  京セラ <6971> は東日本大地震による原子力事故を受け、太陽光発電の主軸銘柄として改めて注目度が高まっている。太陽光発電分野では住宅用太陽光発電システム、公共・産業用太陽光発電システムなど同社がカバーする範囲は広い。

  前2011年3月期の太陽電池などを含むファインセラミック応用品関連事業の売上げ推移は前3月期第1四半期の448億円から第2四半期508億円、第3四半期548億円と着実に伸びている流れだ。こうした足元の好調に、政府の太陽光発電への支援強化の動きが加わりそうな状況にあり、売上げ増の加速が期待されている。

  一方、スマートフォン向けに部品需要の回復が顕著で、前3月期の営業利益は1520億円(前々期638億円)と上振れて着地し、今2012年3月期も1925億円へ続伸が見込まれるなど、業績の立ち直りも鮮明になっている。滋賀野洲工場に太陽光発電システムを設置し、3月末に稼動を開始したが、節電の影響で生産に支障が出ている企業が続出している状況を勘案すると、工場での太陽電池採用の動きが広がる可能性が強そうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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