出光興産は100周年記念配も妙味で大震災の急落を完全に回復

2011年3月22日 20:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

出光興産は22日、9390円(460円高)と急伸の始まりとなった後もジリ高基調を続け、後場9590円(660円高)まで上げて終値も9450円(520円高)。

出光興産は22日、9390円(460円高)と急伸の始まりとなった後もジリ高基調を続け、後場9590円(660円高)まで上げて終値も9450円(520円高)。[写真拡大]

  出光興産 <5019> は22日、9390円(460円高)と急伸の始まりとなった後もジリ高基調を続け、後場9590円(660円高)まで上げて終値も9450円(520円高)。4日続伸となり、東北地方太平洋沖地震の発生前の水準(10日終値9430円)を完全に回復した。地震の影響で発生している灯油・ガソリン不足に対応し、国内の全製油所の稼働率をフル稼働に近づけると伝えられ、生産効率の向上に期待が広がった。

  同社は2011年6月の創業100周年を記念し、11年3月期末配当に1株50円の記念配当を行なうと3月1日に発表。3月期末は、普通配当75円とあわせて125円にするとした。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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