ゼンショーは3日続伸で83%戻す、物流拠点はすべて稼働と発表

2011年3月18日 20:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ゼンショー<7550>(東1)は18日の大引け後、東北地方太平洋沖地震の影響で国内3978店舗中、216店舗が営業停止中(3月17日現在)で、18日中に25店舗の営業再開を見込むと発表した。

ゼンショー<7550>(東1)は18日の大引け後、東北地方太平洋沖地震の影響で国内3978店舗中、216店舗が営業停止中(3月17日現在)で、18日中に25店舗の営業再開を見込むと発表した。[写真拡大]

■被災地で炊き出しを実施

  ゼンショー <7550> は18日の大引け後、東北地方太平洋沖地震の影響で国内3978店舗中、216店舗が営業停止中(3月17日現在)で、18日中に25店舗の営業再開を見込むと発表した。「すき家」からは仙台市などで周辺の病院など向けの炊き出しを行っており、「なか卯」からも仙台市内で炊き出しを行っているとした。

■コンビニ弁当など品不足で見直し機運

  18日の株価は3日続伸となり、前場841円(31円高)まで上げて終値も824円(14円高)と堅調。大地震で急落した後の戻りを強めた。大地震後の安値は650円(3月15日)。概算では230円下げて190円戻し、83%の値戻しとなった。

  東北地方太平洋沖地震の発生当日や翌日は、首都圏の「帰宅難民サラリーマン」の来店が増えて混雑する様子が伝えられるなど、「非常食」としての需要が注目された。その後も、コンビニエンスストアでは弁当・パンなどの入荷減や買い占めなどによる品不足が発生しており、これらに代わり、サラリーマンなどの昼食需要を取り込んでいるとの見方が出ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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