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【話題株】吉野家が6日ぶりに反発し牛丼各社に昼食特需の思惑

吉野家ホールディングス<9861>(東1)は17日、後場一段高の急反発となり、9万5200円(8700円高)まで上げて終値も9万3600円(7100円高)と堅調。[写真拡大]
■コンビニ弁当など品不足で見直し機運
吉野家ホールディングス <9861> は17日、後場一段高の急反発となり、9万5200円(8700円高)まで上げて終値も9万3600円(7100円高)と堅調。昨日までの5日続落から6日ぶりに高い相場となった。東北地方太平洋沖地震によって、コンビニエンスストアの弁当・パンなどが入荷減や買い占めなどで品不足気味になっており、サラリーマンの昼食需要を取り込んでいるとの見方が出ていた。ゼンショー <7550> も810円(23円高)、松屋フーズ <9887> も1495円(63円高)となった。
吉野家ホールディングスなどは、震災当日に首都圏の「帰宅難民サラリーマン」の来店が増えて混雑する様子が伝えられるなど、「非常食」の需要が注目された。
全体相場は、この日、日経平均で朝方は8639円56銭(454円16銭安)まで下げたものの、大引けは8962円67銭(131円05銭安)。昨日の急反発に続いて下値の固さが感じられ、また、原発の被災で昨日まで3日連続ストップ安の東京電力 <9501> がS安を回避し798円(123円安)となり、下値に買い物を集めたため、「日本株総売り」の全面安は一巡との見方が出ていた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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