【銘柄診断】幼児活動研究会は正課体育指導の新規契約が増加、今期は最高益へ

2010年12月3日 09:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■新展開にらむ成長株

  幼児活動研究会 <2152> は10月20日の目先底値1696円から再び水準切り上げの動きに復帰し、9月高値1994円クリアーへの態勢を強めつつある。

  今3月期9月中間決算は営業利益が期初の2億4100万円から3億3400万円(前年同期2億2000万円)へ上振れての着地となった。幼児体育指導関連事業を主事業として、運動会等の構成企画をはじめ、1年間のカリキュラムの策定のアドバイスなどを行っている。

  同社が平成2005年に立ち上げたYYプロジェクトを中心に正課体育指導の新規契約受注が順調に伸びていることが背景で、今3月期通期の営業利益も5億5400万円から6億3700万円(前期5億5400万円)へ増額修正された。正課体育指導の実施会場数が前期末の784園から中間期末には823園に増加しており、そうした実績をベースにすれば今期はさらに増額の可能性も十分だ。

  ともあれ、今期はこれまでのピーク利益である2009年3月期の営業利益5億5900万円を大きくクリアーするだけに、株価も新展開に足を踏み入れていく資質は十分だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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