【銘柄フラッシュ】千代化工が急伸、第一生命は3カ月ぶり11万円台回復

2010年11月11日 17:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  後場は、輸出関連株に加え、このところの株価回復で金融株も堅調。売買代金1位は三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、2位はトヨタ自動車 <7203> 、3位はみずほフィナンシャルグループ <8411> 。

  第一生命保険 <8750> は11万3900円(4000円高)の高値引けとなり、終値で8月11日以来の11万円台回復。

  なかで千代田化工建設 <6366> が正午の決算発表と増額修正を好感し急騰、デンヨー <6517> は14時の決算発表と増額修正を好感し一時急伸など、好業績銘柄を物色する動きが活発。

  東証1部の値上がり率1位はアイフル <8515> で、2ケタ株のため運試しに好適と本日大引け後の決算発表を先回りの様相20.9%高。2位のコンビ <7935> は経営陣による買収を材料に連日急騰で19.3%高、3位のフルキャストホールディングス <4848> は8日の決算発表を受け翌日から連日ストップ高で17.9%高。5位のプロミス <8574> は支援受ける三井住友フィナンシャルG株の続伸を好感し14.3%高。

  ジャフコ <8595> はMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタルインターナショナル)の構成銘柄から除外と伝えられたが影響薄く、売り手の買い戻し広がり8.8%高。同様に除外の日本写真印刷 <7915> も売り残に逆日歩がつく状態のため、下げないとみるや買い戻し拡大の模様で2.4%高。新採用のグリー <3632> は素直に4.9%高。

  JT <2914> はタバコ値上げ後の禁煙が減少と伝えられ、再値上げしやすいとの見方で8500円高の3.1%高、東証1部の値上がり幅2位となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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