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JFW視察のIMG首脳、「街としての盛り上がり必要」
記事提供元:日本繊維新聞
第11回JFW(東京発 日本ファッション・ウィーク)を視察したIMGファッションのピーター・レビー、シニアバイスプレジデント・マネージングディレクターは、協賛企業を集める条件を明らかにし、デザイナーのレベル向上に加え、街全体としての盛り上がりを促すよう運営側に求めた。
「デザイナーの選定など、内容についてはJFW側を尊重する。ただ、才能のあるデザイナーが資金面で困ることなく、ショーを開催できることが望ましい。東京の消費者はJFWに気付いているが、"熱さ"を持って情報を得ようとしていない」と語った。IMG(米国)は、世界最大規模でスポーツ、エンターテインメント、メディアビジネスを展開する企業。スポーツ分野での大会運営や選手のマネージメント・代理人としても影響力を持っているほか、ファッション分野では、ニューヨークコレクションの運営、さらにロンドンコレクションのマーケティングなどを担当している。
同社は先日、JFW推進機構とJFWのコア事業である「東京コレクション・ウィーク」におけるスポンサーシップ販売代理店契約を締結(契約は15年12月まで)。両者が協調し、JFWの国際化を推進する。今回は「リズリサ」のショー会場を訪れたほか、主会場となった東京ミッドタウンやルームスリンクが行われた原宿周辺、恵比寿ガーデンホールなどを視察。短期的な協賛ではなく、長期的なスポンサーを探しながら、JFWを拡大・成長させる方針。
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