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米Best Buyの「Black Friday in July」が26日で終了 メモリ高騰前の最安値セールを見逃すな

(Lg.com)[写真拡大]
米家電量販大手のBest Buyが開催している2026年第2弾の「Black Friday in July」セールが、現地時間の7月26日(日)23:59(日本時間7月27日13:59)をもって終了する。今回のセールではOLED TVやフラッグシップスマートフォン、ノートPCなどが最大53%引きで提供されている。半導体メモリの価格高騰によって2026年後半以降の製品値上げが懸念される中、高騰前の部材コストで製造された現行在庫を旧価格で購入できる貴重な機会となっている。
■メモリ価格高騰前の「旧コスト在庫」を狙える最後のチャンス
7月20日(月)からスタートしたBest Buyの「Black Friday in July」セールは、実店舗およびオンラインストアで会員登録なしで利用できる。一部の対象製品では最大53%引きの値引きが適用されている。
今回のセールが通常のクリアランスと一線を画しているのは、2026年のテック業界全体を揺るがしている「メモリチップの価格高騰」の影響を受ける前に製造された製品が並んでいる点だ。調査会社Gartnerが2026年2月に発表した予測によると、DRAMとSSDの合算価格は2026年末までに130%急騰し、その影響で平均的なPC価格は2025年比で17%、スマートフォンは13%値上がりすると見込まれている。今週末に処分価格で並んでいる在庫は値上がり前の部品コストで製造されたものだが、11月のブラックフライデーシーズンに店舗へ補充される新在庫には、すでに高騰したコストが転嫁されている可能性が高い。
■OLED TVは過去最安値水準まで下落
本セール最大の注目製品は、LGの77インチB5シリーズOLED TV(2025年モデル)だ。通常価格2,999.99ドルから53%引きとなる1,399.99ドル(約22万9,600円、1ドル=164円換算)に値下げされている。検証メディアTom's Guideによると、77インチのB5モデルは2025年のブラックフライデー時に記録した最安値が1,499.99ドルであり、今回はその実績をさらに100ドル下回る計算になる。
ただし、購入にあたっては製品特性の理解が必要だ。B5はLGの2025年OLEDラインナップにおいて上位のC5やG5の下に位置するエントリーモデルである。Tom's Guideのレビューでは、前年のB4モデルからの性能向上はわずかで、同価格帯のライバル機に比べると輝度が劣ると指摘されている。OLEDパネル全般の特性として、暗い部屋でのコントラスト表現に優れる一方で、日差しの強い部屋では同価格帯のMini-LEDテレビの明るさに及ばない場合がある。一方で、4K/120Hz出力や4つのHDMI 2.1ポート、Dolby Vision Gamingに対応しており、ゲーム機用ディスプレイとしての性能は高い。
また、最新のOLEDパネルでは画面焼き付きのリスクは低いとされているが、毎日8時間以上同じニュースチャンネルを表示し続けたり、同一ゲームの固定HUDを表示し続けたりするような極端な利用環境では注意が必要だ。そうした用途には焼き付きの心配がないQLEDやNeo QLEDモデルの検討が推奨される。
このほか、サムスンの65インチOLED 4K UHD Smart TVが52%引きの1,199.99ドル(約19万6,800円)で販売されているほか、低価格帯では東芝の65インチC350シリーズ4K Fire TVが249.99ドル(約4万1,000円)、Insigniaの50インチF50シリーズ4K Fire TVが169.99ドル(約2万7,900円)まで値下げされている。
■フラッグシップスマホがミドルレンジ並みの価格帯に
スマートフォン部門でも価値の高いディールが揃っている。
サムスンのGalaxy S25 Ultra(256GB、SIMフリー)は、定価1,299.99ドルから450ドル引きとなる849.99ドル(約13万9,400円)まで下落した。Tom's GuideやPhoneArenaなどのメディアから2025年の最優良Androidの一台として高く評価された本機は、QualcommのSnapdragon 8 Eliteプロセッサ、6.9インチQHD+ AMOLEDディスプレイ、5,000mAhのバッテリー、そして200メガピクセルのメインセンサーを核とするクアッドカメラを搭載する。サムスンは7年間のOS・セキュリティアップデートをコミットしており、2032年までサポートが継続する。849.99ドルという価格は、後継のGalaxy S26シリーズの標準モデルのベース価格をも下回る水準だ。
GoogleのPixel 10 Pro(128GB、SIMフリー)は、直販定価999ドルから699ドル(約11万4,600円)に引き下げられた。Pixel 10 Proには、TSMCの3nmプロセスで製造された初のプロセッサ「Tensor G5」が搭載されており、Googleの発表によればCPU性能が34%、AI処理能力が60%向上している。Android Authorityのベンチマーク測定結果によると、Tensor G5はSnapdragon 8 Eliteに対してシングルコアで約28%、マルチコアで約37%下回る数値となったが、カメラの画質やオンデバイスAI、定期的なOS更新を重視するユーザーにとっては強力な選択肢となる。また、本機にも7年間のソフトウェアアップデート保証が付与されている。
折りたたみスマホでは、モトローラのRazr Ultra(2025年モデル、512GB)が1,299.99ドルから600ドル引きの699.99ドル(約11万4,800円)となっている。チタン補強ヒンジや16GB RAMを備える一方、折りたたみディスプレイは従来のGorilla Glassよりも表面が柔らかいため、長期使用に伴う摩耗リスクには留意したい。
Apple製品では、iPhone 16eが17%引きの499.99ドル(約8万2,000円)で出品されている。
■新学期需要に向けたノートPCとChromebook
新学期(バック・トゥ・スクール)商戦の時期に重なる今回のセールでは、Chromebookの値引きも目立つ。Gartnerの予測では、メモリ価格の高騰によって500ドル未満の低価格ノートPCカテゴリは2028年までに実質的に消滅すると分析されており、現在の安価なデバイスは手に入りにくくなる傾向にある。
レノボのIdeaPad Slim 3 14インチ Chromebookは419ドルから199ドル(約3万2,600円)に値下げされた。本機はARM系のMediaTek Kompanio 540プロセッサを採用しており、Google WorkspaceやWebベースのツール、Androidアプリを中心とした学習用途に特化している。WindowsやmacOS向けのネイティブソフトをオフラインで動かすような用途には向かない点に注意が必要だ。
また、HPの14インチ Chromebook(Intel Celeron N4500、4GB RAM、64GB eMMC)は399ドルから169ドル(約2万7,700円)で展開されている。
ハイエンド機を求める層に対しては、14インチMacBook Proが1,999ドルから1,849ドル(約30万3,200円)に値下げされている。Appleは2026年6月にMac製品群の値上げを行っているため、現行世代モデルの実質的な割引として注目される。
■Pixel Watch 5の発表を控えたウェアラブルの買い時
ウェアラブル分野で興味深いのは購入のタイミングだ。Google Pixel Watch 4(45mm、LTEモデル)は、499.99ドルから399.99ドル(約6万5,600円)に値下げされている。Googleは2026年8月12日にニューヨークで開催する「Made by Google」イベントでPixel Watch 5を発表することを正式に告知している。
フランスのDealabsが報じ、複数メディアが確認した信頼度の高い価格リークによると、Pixel Watch 5の発売日は8月20日とされ、最も安い41mm Wi-Fiモデルの開始価格は初代Watch 4の発売時より50ドル高い約399ドルになると見られている。このリーク情報が正確であれば、現在399.99ドルで売られているPixel Watch 4 LTEモデルは、次世代モデルのエントリー価格とほぼ同額でLTE機能を手に入れられる計算になる。最新スペックを望む場合は8月12日を待つのが懸命だが、手頃な価格で現行モデルのLTE環境を手に入れたい場合は今週末の購入が選択肢となる。
その他のウェアラブルでは、Apple Watchが399ドルから25%引きの299ドル(約4万9,000円)となっているほか、ガーミンのInstinct E(45mm)が249.99ドルから199.99ドル(約3万2,800円)に値下がりしている。Instinct Eは堅牢性とスマートウォッチモードで最大16日間持続するバッテリー性能を特徴とする。
タブレットや周辺機器では、Appleの11インチiPad(128GB)が399ドル(約6万5,400円)、アクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4が149.99ドル(約2万4,600円)、Amazon Fire TV Stick HD(第2世代)が19.99ドル(約3,300円)、Kindle Paperwhite シグニチャー エディション(32GB)が144.99ドル(約2万3,800円)で販売されている。
■2026年のセールが例年と大きく異なる理由
2026年のショッピングイベントは、2025年までとはまったく異なる前提条件を抱えている。HPが発表した2026年第1四半期の決算説明によると、PCの製造コストに占めるメモリの割合は、前四半期の15〜18%から35%へ跳ね上がったという。また、調査会社TrendForceのデータでは、2026年第1四半期だけでDRAMの契約価格が前四半期比で90〜95%上昇したことが示されている。
2026年11月のブラックフライデー商戦で割引対象となるのは、これら高騰したメモリコストが完全に組み込まれた後の新しい在庫だ。現在の製品コストで作られた在庫が手頃な価格で手に入る機会として、この夏のセールは極めて重要なタイミングとなっている。
■注目ポイントQ&A
●Best Buyの2026年7月版「ブラックフライデー」セールはいつ終了しますか?
セールは米中部時間7月26日(日)23:59(日本時間7月27日月曜日13:59)に終了します。一般価格での購入に会員登録は不要ですが、「My Best Buy Plus」や「Total」の会員には対象商品で追加の特典が適用されます。
●77インチのLG B5 OLED TVが1,399.99ドルというのは買いですか?
多くの家庭にとって非常にお買い得です。1,399.99ドルという価格は、2025年11月のブラックフライデー時の最安値記録を下回っています。ただし、B5はエントリーモデルのためC5やG5に比べて輝度が低く、明るい部屋での使用には向きません。ニュース番組の長時間視聴など静止画像を長時間表示し続ける使い方をする場合は、画面焼き付きを防ぐためQLEDやMini-LEDモデルの検討をおすすめします。
●ノートPCやスマホは今買うべきですか、それとも11月のブラックフライデーまで待つべきですか?
アナリストは今年に関しては待たずに今買うことを推奨しています。DRAMやSSDコストが130%急騰したことで、2026年末までに平均PC価格は2025年比で17%上昇するとGartnerは試算しています。11月のブラックフライデーでの割引は高くなった基準価格に対して適用されるため、結果として今週末のセール価格より高くなる可能性があります。
●Google Pixel Watch 4を今買うべきか、Pixel Watch 5を待つべきですか?
Googleは8月12日のイベントでPixel Watch 5を発表し、8月20日に発売する見込みです。リーク情報によるとPixel Watch 5の最小モデル(41mm Wi-Fi)の予価は約399ドルとされており、現在のPixel Watch 4 LTEのセール価格と同等です。最新ハードウェアを求めるなら約3週間待つべきですが、より安くLTE機能を備えたモデルを手に入れたいなら今週末までに購入するのが合理的な選択となります。
元記事: Best Buy Black Friday in July Ends Sunday: Top OLED and Flagship Deals Before Prices Rise
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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