今日の為替市場ポイント:163円が意識されると介入警戒が一段と高まる

2026年7月8日 08:53

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記事提供元:フィスコ

*08:53JST 今日の為替市場ポイント:163円が意識されると介入警戒が一段と高まる
7月7日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円76銭へ弱含んだのち、162円14銭まで上昇し、162円08銭で引けた。米貿易赤字の拡大や雇用関連指標が冴えずドルが軟化したのち、イランがホルムズ海峡で3隻のタンカーを攻撃に対し、米国がイラン産石油販売認めた措置撤回したとの報道を受け、米イラン和平への懸念に原油価格が上昇するに連れ長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

本日7月8日の米ドル・円は伸び悩みか。中東情勢の緊迫化(イランによるホルムズ海峡でのタンカー攻撃報道)を受けた原油高と長期金利上昇がドルの支えとなっており、ドル高円安の流れが続く可能性がある。ただ、約40年ぶりの高値圏となる162円84銭に接近するほど為替介入への警戒が強まりやすく、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念による円売り圧力も観測されており、米ドル安円高に振れる展開は想定しにくいが、前日の30年債入札が好調で長期金利がやや低下したこともあり、円売りの勢いは幾分和らぐ可能性もある。心理的節目とみられる163円が意識されると介入警戒が一段と高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。《CS》

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