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【注目銘柄】パーク24、2期ぶり最高純益更新へ、法人税等調整額が寄与、株価底上げ基調
■小反落も2000円台を維持、業績再上方修正が下支え
パーク24<4666>(東証プライム)は、前日7日に1.5円安の2028.5円と4営業日ぶりに小反落して引けた。日経平均株価が1480円安と大幅続落したことが波及し、年初来安値から底上げ途上にある同社株も目先の利益を確保する売り物に押された。ただ、反落幅は小幅で、2000円台をキープする動きは続いている。今2026年10月期業績を今年3月、6月と2回にわたって上方修正し、純利益が前期比2.76倍とV字回復し、2期ぶりに過去最高を大幅に更新することを手掛かりに押し目買いも交錯した。テクニカル面でも、6月の業績再上方修正でマドを開けて急伸し、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆した。その後も25日線を上回っており、トレンドに変化はないとしてフォローの材料視されている。
■子会社特別損失を法人税等調整額が上回り今期純利益は2.76倍増益
同社の業績上方修正は、海外事業の再構築が進捗したことに伴うものだ。今年3月の1回目の上方修正では、英国子会社の倒産・更生手続き開始により、今期第2四半期(2025年11月~2026年4月期、2Q)に特別損失250億円を計上し、2Q純利益は赤字転落した。一方、第4四半期(2026年8月~10月期、4Q)に法人税等調整額(益)300億円を計上し、通期純利益を期初予想の240億円から20億円引き上げ、260億円(前期比63.3%増)と大幅増益転換を見込んだ。
次いで今年6月には、シンガポールの孫会社の株式を売却し、特別損失30億円を計上した。特別損失は英国事業で87億2400万円、シンガポール事業で33億200万円となったが、法人税等調整額(益)も310億8700万円に拡大した。この結果、純利益を3月の修正値よりさらに180億円引き上げ、440億円(前期比2.76倍)と見込み、2024年10月期の過去最高(186億2500万円)を2期ぶりに大幅更新する。
■タイムズパーキングとモビリティが堅調、年間配当は65円へ
業績全般も堅調である。時間貸し駐車場のタイムズパーキング事業では、パーキング件数・台数、総運営件数・台数が続伸して順調に推移している。カーシェアリングのモビリティ事業でも、車両台数や会員数が増加していることから、今2026年10月期業績を上方修正し、売上高4110億円(前期比1.2%増)、営業利益425億円(同13.1%増)、経常利益395億円(同15.6%増)、純利益440億円(同2.76倍)と見込んでいる。年間配当は65円(前期実績30円)と連続増配を予定している。
■GC示現で上昇トレンド転換を示唆、PER7倍台の割安修正に再発進
株価は、今期業績の2ケタ増益転換予想を手掛かりに年初来高値2331円まで買い進まれた。その後、米国・イスラエルによるイラン攻撃、イランの報復攻撃をめぐる地政学リスクを嫌い、1771.5円まで調整した。1回目の今期業績の上方修正では2127円、2回目の上方修正では2085.5円とリバウンドしたが、買い一巡後は年初来安値1733円へ再調整した。
その後、6月4日につけた1749円とでダブル底を形成し、底上げに転じた。25日線が75日線を上抜くGCを示現し、上昇トレンド転換を示唆している。PERは7.8倍となお割安であり、まず年初来高値を奪回し、さらに上値追いへ騰勢を強める展開が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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