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内需株買いなどで切り返す【クロージング】
*16:38JST 内需株買いなどで切り返す【クロージング】
29日の日経平均は小反発。107.23円高の69468.11円(出来高概算26億9000万株)で取引を終えた。前週末に3000円超下落した反動から自律反発を狙った買いなどもあって日経平均は反発スタート。ただ、半導体・人工知能(AI)関連株の一角が値を崩したことが響き、日経平均はすぐに下げに転じ、午前9時半過ぎには67997.57円まで水準を切り下げた。その後は、ヘッジファンドなど海外短期筋による先物買いなどが入ったほか、建設や不動産などの内需関連株も買われ、日経平均は大引けにかけては戻り歩調に転じ、再びプラスに転じて終えた。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1000超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、その他製品、倉庫運輸、保険、サービスなど24業種が上昇。一方、非鉄金属、鉱業、ゴム製品、石油石炭製品など9業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、太陽誘電<6976>、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>が概ね堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>が軟調だった。
26日の米国株式市場では主要3指数が下落した。なかでもAI関連の半導体株が大きく売られ、SOX指数は5%超下落した。朝方は買い戻しの動きが先行したことで、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。しかし、ソフトバンクGやキオクシアHD、フジクラなど、これまで相場を引っ張ってきた主要銘柄が弱かったことで、日経平均は下げに転じ、下げ幅は一時1300円を超えた。ただ、「韓国政府が29日午後にサムスン電子とSKハイニックスへの巨額投資計画を公表する」と伝わると、AI関連株の一角が切り返したほか、前週末の米国市場でSaaS関連株が上昇したことからNRI<4307>やNEC<6701>、富士通<6702>なども値を上げ、日経平均も下げ幅を縮めた。
7月8日と10日に上場投資信託(ETF)の分配金の支払いに伴う資金流出が見込まれるため、積極的な売買を避ける動きも出ているようだ。また、6月の米雇用統計は7月2日に発表されることから、雇用統計の結果を見極めたいとする動きも前倒しで出ているとの指摘も一部で聞かれた。とはいえ、ソフトウェア株や内需株の強さは目立っていた印象であり、市場マインドは引き続き強そうだ。
内需株買いなどで切り返す【クロージング】《CS》
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