日経平均は850円安でスタート、IHIや太陽誘電などが下落

2026年6月11日 09:39

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;63329.17;-850.10TOPIX; 3807.07;-40.53


[寄り付き概況]
 11日の日経平均は850.10円安の63329.17円と続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は下落。ダウ平均は953.33ドル安の49918.78ドル、ナスダックは509.32ポイント安の25169.50で取引を終了した。国内の消費者物価指数(CPI)が加速し、インフレ高止まりを警戒した売りに、寄り付き後、下落。日中、トランプ大統領がイラン再攻撃を警告したため戦争激化を警戒し、相場は大幅下落となった。原油価格や金利の上昇も嫌気され、終日軟調推移し、終盤にかけ、下げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、トランプ米大統領がイラン攻撃を連日示唆していることもあり、中東情勢の悪化が警戒され、海外市場で原油価格が上昇し、また、米長期金利が強含みで推移するなど外部環境が悪化していることが株式市場の逆風となった。さらに、明日12日に米スペースXのナスダック上場を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の日経平均が1200円を超す下げとなったことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、日経平均は昨日段階で64000円強の水準に位置する25日移動平均線が下値支持線として機能し、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月31日-6月6日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は7010億円だった。

 セクター別では、ゴム製品、非鉄金属、機械、証券商品先物、ガラス土石製品などが値下がり率上位、鉱業、水産・農林業、食料品、石油石炭製品、陸運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、川崎重<7012>、太陽誘電<6976>、フジクラ<5803>、ルネサス<6723>、古河電工<5801>、住友電工<5802>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>、三菱電<6503>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、TDK<6762>などが下落。他方、味の素<2802>、三井不<8801>、JT<2914>、NEC<6701>、三菱地所<8802>、NTT<9432>、東京海上<8766>、リクルートHD<6098>などが上昇している。《CS》

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