NY株式:NYダウは645.47ドル高、イラン戦争終結に期待

2026年5月21日 06:21

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記事提供元:フィスコ

*06:21JST NY株式:NYダウは645.47ドル高、イラン戦争終結に期待
米国株式市場は反発。ダウ平均は645.47ドル高の50009.35ドル、ナスダックは399.65ポイント高の26270.36で取引を終了した。

原油高やインフレ懸念が重しとなったが、半導体エヌビディア(NVDA)決算を期待した買いがハイテクを支え、寄り付き後、まちまち。その後、「対イラン協議が最終段階」とのトランプ大統領の発言を受け、戦争終結期待が広がり、原油価格が下落、長期金利も大幅低下したためダウも買いに転じた。相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では耐久消費財・アパレルや半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。

ディスカウント衣料品小売りのTJX(TJX)は第1四半期の1株当たり利益が予想を上回り、消費者がお買い得商品を探していると、通期の既存店売り上げ見通しを引き上げ、上昇。同業のターゲット(TGT)は第1四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったが、第2四半期の業績では消費者心理の悪化などを理由に慎重な見通しを警告し、売られた。高級住宅建設会社のトール・ブラザース(TOLL)は第2四半期決算が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げ、さらに下院が住宅供給や持ち家を促す法案を通過させたため売り上げ増期待に、上昇。

同業のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)もそれぞれ上昇。半導体メモリーの製造・販売会社、マイクロン(MU)は韓国の同業サムソンが労組と合意に達しストライキを回避したことを好感したと同時に、メモリー不足が証明されたとの強気の見方に、買われた。財務管理用のソフトウエア・メーカー、インテュィット(INTU)は全従業員の17%を削減する計画を発表し、下落。

半導体エヌビディア(NVDA)は取引終了後に第1四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、四半期増配や追加自社株買いを発表も、時間外取引で売り買いが交錯している。


(Horiko Capital Management LLC)《YY》

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