PBシステムズ 2Qは前年同期比で減収ながら利益率の急改善で増益を確保

2026年5月15日 11:48

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記事提供元:フィスコ

*11:48JST PBシステムズ---2Qは前年同期比で減収ながら利益率の急改善で増益を確保
PBシステムズ<4447>は5月14日の大引け後、2026年9月期第2四半期決算を発表した。売上高は前年同期比5.4%減の1,107百万円、営業利益は同7.1%増の53百万円、経常利益は同20.7%増の60百万円、中間純利益は同28.8%増の40百万円で着地した。半導体部材不足の影響を受け、サーバー・ストレージ機器納期が長期化していることが響いたものの、通期計画達成に向け受注残を前年同期比49.1%増と大幅に確保している。

セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業の売上高は前年同期比7.7%減の1,044百万円、セグメント利益は同10.1%減の55百万円となった。売上高は、ハードウエア大口納品の前期反動と、主にNANDフラッシュメモリ等の供給逼迫に起因する物販案件の期ずれにより減少した(※なお、期ずれ案件は受注残として確保されており、部材入荷に応じて第3四半期以降に売上計上される見通し)。セグメント利益も、売上規模の縮小に連動し前年同期比で減少したが、営業利益率自体はプラットフォームの実装売上の構成比向上により第1四半期時点の0.7%から、第2四半期時点では5.3%と改善基調にある。

エモーショナルシステム事業については、売上高が前年同期比63.4%増の63百万円、セグメント損益は1百万円の赤字(前年同期は11百万円の赤字)となった。売上高は、XR(Extended Reality)技術を活用した防災・アトラクション分野での案件獲得が寄与し前年同期から大幅に増加。セグメント損益も、売上増に伴う売上総利益の増加と適切なコストコントロールにより、赤字幅を大きく縮小している(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。

なお、2026年9月期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の3,000百万円、営業利益が同96.3%増の245百万円、経常利益が同97.8%増の251百万円、当期純利益が同93.0%増の165百万円の計画を据え置いている。《FA》

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