綿半ホールディングス、27年3月期も増収増益で12期連続増配予想、建設事業の伸長が牽引

2026年5月12日 07:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は5月11日に26年3月期連結業績を発表した。小幅ながら増収増益だった。建設事業が牽引した。そして27年3月期も増収増益で12期連続増配予想としている。貿易事業が一部原薬の製造工程見直しの影響を受けるが、建設事業が引き続き伸長し、小売事業も堅調に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来安値圏だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■26年3月期増収増益、27年3月期増収増益で12期連続増配予想

 26年3月期連結業績は売上高が前期比1.4%増の1354億51百万円、営業利益が2.8%増の35億99百万円、経常利益が2.4%増の39億04百万円、親会社株主帰属当期純利益が2.6%増の21億30百万円だった。配当は、前期比1円増配の30円(期末一括)とした。11期連続増配で配当性向は27.1%となる。なお25年3月期の29円には上場10周年記念配当5円が含まれているため、普通配当ベースでは前期比6円増配の形となる。

 小幅ながら増収増益だった。建設事業が牽引した。なお特別損失では、減損損失が4億87百万円減少(前期は6億87百万円、当期は2億円)したが、貿易事業の綿半トレーディングにおいて製造している一部原薬に基準外の製品が発生したため製品評価損7億58百万円を計上した。

 小売事業は売上高(外部顧客への売上高)が2.8%減の770億34百万円、営業利益(全社費用等調整前)が11.3%減の15億63百万円だった。減収減益だった。前期の防災特需の反動減に加え、積極的な複数店舗での改装に伴う売場縮小などが影響した。

 建設事業は売上高が11.5%増の499億02百万円、営業利益が22.7%増の22億07百万円だった。大幅増収増益だった。駐車場および鉄構分野で工事が順調に進捗した。

 貿易事業は売上高が17.0%減の65億02百万円、営業利益が22.3%減の6億66百万円だった。減収減益だった。医薬品分野における一部原薬の製造工程見直しに伴う販売見合わせが影響した。

 その他事業(不動産事業等)は売上高が16.5%増の20億11百万円、営業利益が8.3%増の1億76百万円だった。

 なお全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が324億16百万円で営業利益が6億83百万円、第2四半期は売上高が330億47百万円で営業利益が7億66百万円、第3四半期は売上高が372億03百万円で営業利益が14億42百万円、第4四半期は売上高が327億85百万円で営業利益が7億08百万円だった。

 27年3月期の連結業績予想は売上高が前期比3.4%増の1400億円、営業利益が5.6%増の38億円、経常利益が2.5%増の40億円、親会社株主帰属当期純利益が8.0%増の23億円としている。配当予想は前期比1円増配の31円(期末一括)としている。12期連続増配予想で予想配当性向は25.2%となる。

 なお中期経営計画で掲げていた目標値(27年3月期売上高1500億円、営業利益45億円)については、中東情勢の影響など先行き不透明な状況を踏まえ、達成目標時期を29年3月期へ見直した。セグメント別の計画については、小売事業の売上高が前期比2.7%増の790億79百万円で営業利益が1.0%増の15億79百万円、建設事業の売上高が4.4%増の521億02百万円で営業利益が19.2%増の26億32百万円、貿易事業の売上高が4.4%増の67億86百万円で営業利益が5.9%減の6億27百万円としている。貿易事業が一部原薬の製造工程見直しの影響を受けるが、建設事業が引き続き伸長し、小売事業も堅調に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は年初来安値圏だが、調整一巡して出直りを期待したい。5月11日の終値は1396円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS123円07銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想の31円で算出)は約2.2%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1303円74銭で算出)は約1.1倍、そして時価総額は約279億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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