日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和

2025年12月9日 16:35

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記事提供元:フィスコ

*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-0.31(低下率1.09%)の28.04と低下した。なお、高値は28.32、安値は27.00。今日の日経225先物はやや方向感を欠く動きとなった。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、外為市場で円相場がやや円安・ドル高に振れたことが東京市場で株価の支えとなった。一方、11日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、積極的な買いを手控える向きもあった。こうした強弱材料が混在したが、株価の下値は堅く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはやや緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》

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