関連記事
アサヒグループ、決算発表を45日超延期、サイバー攻撃の影響で手続きに遅延
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■国内グループ各社で受注・出荷業務に支障、復旧時期は未定
アサヒグループホールディングス<2502>(東証プライム)は10月14日、2025年12月期第3四半期決算短信の開示が四半期末後45日を超える見込みであると発表した。9月29日に発生したランサムウエアによるサイバー攻撃が原因で、システム障害が継続しており、決算業務にも支障が出ていることが理由として挙げられている。
現在、国内グループ各社ではシステムを通じた受注・出荷業務が停止しているが、手作業による一部対応により出荷は再開されている。ただし、経理関連データへのアクセスも困難な状況が続き、決算関連の処理が進んでいない。復旧作業は継続中であるが、全体の復旧時期については現時点で未定とされ、決算発表日も確定していない。
業績への影響については現在精査中であり、今後、開示すべき情報が判明した場合には速やかに公表する方針である。株主や関係者に対しては、今回の決算発表の延期による混乱について深く謝罪している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
【関連記事・情報】
・【株式市場特集】銀行株とコメ関連株に投資妙味、休暇明け相場で注目(2025/08/18)
・【株式市場特集】決算発表と好材料同時発表で株価急伸の銘柄群を分析(2025/08/12)
・【株式市場特集】株主還元強化で市場に安心感、好業績企業が牽引する新たな投資トレンド(2025/08/04)
・【株式市場特集】利上げなら銀行・円高メリット株、据え置きなら不動産株、日銀金融政策の行方(2025/07/28)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
