ニュウマン高輪最後のエリア「ミムレ」、2026年3月開業へ、約20店が登場

2025年10月8日 13:35

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ミムレの内部イメージ(ルミネ発表資料より)

ミムレの内部イメージ(ルミネ発表資料より)[写真拡大]

  • 「MIMURE(ミムレ)」のロゴ

 3月に街開きした東京都港区の新街区「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」(港区港南など)で、ルミネが商業施設「ニュウマン高輪」最後のエリアとなる「MIMURE(ミムレ)」(港区高輪)を、2026年3月に開業する。各業界を代表する多様なパートナーとの協業で生まれた、100年先の心豊かな暮らしを体現する商業エリアになる。

【こちらも】高輪ゲートウェイシティの商業施設「ニュウマン高輪」、9月に約180店オープンへ

 ミムレが整備されるのは、ザ・リンクピラー2の2~3階。ミムレの名称は「未来」と「群れる」という言葉から生まれた造語で、国内外の産地や生産者、地域住民、次世代を担う学生ら多様な人たちとのコミュニティを広げ、100年先の心豊かな暮らしを実現するという思いを込めている。

 延べ床面積約8,000平方メートルに街づくり会社「GREENING」が手掛ける牛丼店、築地で創業101年の本格江戸前寿司「玉寿司」、長野県軽井沢町に本拠を置く飲食業「フォンス」が江戸時代から受け継がれた食文化を再現する二八そば店など、約20店が出店する。

 クリエイティブディレクターを小川珈琲の宇田吉範社長が務め、室内に雨が降る日本の自然を再現したコーナーや、あえて余白を広めに取って自然と心が安らぐ空間を演出する。小川珈琲が出店するラボラトリーでは、コーヒーやカカオの仕込みから調理まで全工程を来店客に見せる。

 ニュウマン高輪が高輪ゲートウェイシティ内のザ・リンクピラーワンサウス・ノースの1~5階、ザ・リンクピラーワンノースの28~29階で9月、開業した。ザ・リンクピラーワンサウス・ノースは延べ床面積約4万4,000平方メートルに約150店、ザ・リンクピラーワンノースの高層階は約8,000平方メートルに約10店がオープンした。ミムレの開業で延べ床面積が約6万平方メートル、店舗数が約180店になる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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