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今日の為替市場ポイント:米政府機関の一部閉鎖で米ドルは伸び悩む可能性
記事提供元:フィスコ
*07:41JST 今日の為替市場ポイント:米政府機関の一部閉鎖で米ドルは伸び悩む可能性
10月1日のドル・円は、東京市場では148円23銭から147円02銭まで下落。欧米市場では147円26銭まで買われた後、146円59銭まで下落し、147円10銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に147円を挟んだ水準で推移か。米政府機関の一部閉鎖が続いており、米ドルは伸び悩む可能性がある。
米ADPリサーチ・インスティテュートが10月1日発表した9月全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比-3.2万人と減少した。また、8月実績は当初発表の+5.4万人から-0.3万人に下方修正された。なお、報道によると、米上院は1日、共和党が提示する11月21日までの資金を手当てするつなぎ予算案と、医療費削減の撤回をつなぎ予算に盛り込んだ民主党案の採決を改めて実施したが、いずれも否決された。現時点で予算成立のめどは立っていないようだ。政府機関の一部閉鎖によって政府部門の雇用者数は減少すると予想されており、民間部門の雇用情勢も弱含みとなっていることから10月分の米雇用統計は大幅に悪化する可能性がある。《CS》
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