テラニシモータース、セルフレンタカーを全国展開へ 2026年までに100拠点目指す

2025年9月20日 17:01

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スマホ1台で予約から解錠・返却まで完結できるセルフレンタカー(画像:	テラニシモータース発表資料より)

スマホ1台で予約から解錠・返却まで完結できるセルフレンタカー(画像: テラニシモータース発表資料より)[写真拡大]

 テラニシモータースは、大阪で展開している完全無人の「セルフレンタカー」について、2026年までに全国100拠点への拡大を目指すと発表した。現在は門真・枚方でサービスを開始しており、スマホで予約から解錠・返却まで完結できるセルフレンタカーだ。

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 従来のレンタカー利用では、店舗に足を運んで免許証を提示し、契約書を作成・署名したうえで料金を支払う必要があり、利用開始までに10分以上かかるケースも多かった。また営業時間外は貸し出しや返却ができないなど、時間に縛られる点も大きな課題だった。

 「セルフレンタカー」は、こうした煩雑な手続きが不要。予約から車両の解錠、返却までをスマートフォン1台で完結できる非接触型の無人サービスだ。

 料金は3時間980円(税別)からとなり、10kmを超えた利用には、10km毎に距離料金が発生する。

 利用は365日24時間いつでも可能なため、深夜や早朝など従来のレンタカー店舗では対応できなかった時間帯でも車を借りられる。

 取り扱い車種は一般的な普通車だけでなく、軽トラックもラインアップ。引っ越しや大型家具の購入時、アウトドア用品の運搬などにも利用できる。

 今回新たに新大阪駅前ステーションを開設。新幹線利用者は到着前にスマホで手続きを済ませ、駅に着いてすぐ車を利用できる。

 テラニシモータースは今後、2026年までに全国100拠点での展開を目指すとともに、EV(電気自動車)の導入や、カーシェアリングとの連携も検討するという。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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