【どう見るこの株】ロゴスHD、今期は純利益が4倍超のV字回復を達成、増配で投資家の注目集める

2025年8月6日 08:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ゴールデンクロスを示現し株価は上昇トレンドへ

 ロゴスホールディングス<205A>(東証グロース)は、今2026年5月期の純利益が、前期比4.15倍増益とV字回復が予想され、配当も増配を予定していることを見直してバリュー株買いが再燃している。テクニカル的にも、今5月期業績のV字回復予想をストップ高を交えて好感高する過程で25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を鮮明化しており、その後の高値調整で下値を25日水準で確認し三角保ち合いに煮詰まり感を強めていることも、株価上放れのフォローの材料視されている。

■東海エリアを重点地区に新規出店を続け前期のM&Aもフル寄与

 同社の今2026年5月期業績は、売り上げ468億1500万円(前期比29.1%増)、営業利益15億円(同3.08倍)、経常利益13億9200万円(同3.44倍)、純利益8億2600万円(同4.15倍)と売り上げは2ケタの続伸、利益はV字回復が予想されている。前期業績は、地盤とする北海道帯広市で史上最大の降雪量を記録する天候要因の影響やM&Aの取得コスト負担などで減益着地となったが、今期は東海エリアを重点地区に営業拠点の新規出店を3拠点、リニューアルを3店舗計画し、昨年12月に31億1900万円で株式を取得し子会社化した坂井建設(新潟県長岡市)もフル寄与して引渡戸数を1481棟(同31.7%増)と見込み木材・資材価格上昇などのコスト高に対しては価格政策を見直して対応することなどが要因となる。

 今期配当は、配当政策を変更しDOE(株主資本配当率)5%を下限に連結配当性向30%を目標とすることから、年間63.39円(前期実績45.33円)に増配を予定し、連結配当性向は30%となる。

■GC示現で三角保ち合いを上放れPER6倍、配当利回り4.6%の修正にチャレンジ

 株価は、年初来高値2439円から前期業績の下方修正・減配とトランプ関税による世界同時株安が重なって上場来安値919円へ大幅調整し、前期業績の一転した上方修正でストップ高し、今期業績のV字回復予想が続いて1575円までリバウンド、年初来高値からの調整幅の3分の1戻しを達成するとともに25日線が75日線を上抜くGCを示現して上昇トレンド転換を示唆した。同高値後は、25日線で下値を確認する三角保ち合いを続けてきた。PERは6.5倍、年間配当利回りは4.61%となお割り負けており、三角保ち合いを上放れ年初来調整幅の半値戻し1678円を通過点に全値戻しにチャレンジしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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