TORICOは一時3日連続ストップ高、ビットコイン連日最高値、制限値幅の臨時拡大など好感

2025年7月11日 11:06

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「新たな事業(暗号資産投資事業)の開始」を連日好感

 TORICO<7138>(東証グロース)は7月11日、一段高となり、午前10時半にかけて一時ストップ高の1493円(600円高、67%高)まで上げ、3日連続ストップ高の場面を見せて急騰相場となっている。7月8日に「新たな事業(暗号資産投資事業)の開始に関するお知らせ」を発表し、翌日に急伸。7月10日は、「ビットコインが最高値更新、米株高に連動、一時11万2000ドル突破」(日経電子版7月10日午前10時台)と伝えられたため買いが拡大し、11日も「ビットコイン一時11万6000ドル台と最高値、トランプ氏『天井知らず』」(同7月11日朝)と伝えられた上、ストップ高(制限値幅)の臨時拡大が適用され、投機資金の流入が一段と活発化したようだ。

 ビットコイン関連株は、セレス<3696>(東証プライム)が次第に上げ幅を広げて戻り高値に進んでおり、メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は小反発。一方、ANAPホールディングス<3189>(東証スタンダード)は朝方を除いて小安く反落模様。株式市場関係者の中には、TORICOは最高値で事業を始めることになるため、投資家の発想でいえば様子を見たい局面といった見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事