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クリーク・アンド・リバー社のAI/DX分野の子会社リヴァイ、生成AIのプロフェッショナルに特化した人材サービスを開始
■生成AI導入・DX推進等で課題を抱える企業・団体に対し、派遣・紹介・PSCの3形態で柔軟に対応
プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東証プライム)のAI/DX分野の子会社リヴァイは、プロンプトエンジニアやAIトレーナー、AIサービス企画、AIコンサルタントなど、生成AI関連のプロフェッショナルに特化した人材サービスの提供を開始したと発表。同サービスでは、業務効率化やコスト削減を目的に生成AIの導入を検討または推進している企業・団体に対し、人材派遣・人材紹介・プロシェアリングコンサルティング(PSC)※の3形態で対応する。
※高い専門性を持つプロフェッショナル人材の経験・知見を、複数の企業間で必要な時に必要な時間だけ共有する形態。
■リヴァイ「生成AI人材サービス」概要
【対象となる悩み・課題】
[カスタマーサポート部門]生成AIによるチャットボット導入により、定型的な顧客対応を自動化したい。 [広報・マーケティング部門]SNS投稿やWeb広告など、生成AIを活用して魅力的なコンテンツを効率的に制作したい。 [R&D部門/事業開発部門]最新のAI技術を自社製品・サービスに組み込みたいが、アイデアが具体化できない。 [経理・人事・法務部門]契約書レビューやデータ入力、レポート作成などの定型業務における人的ミスを生成AIで削減したい。 [教育・研修部門]社員のAIリテラシー向上が急務だが、社内に専門人材がいない。
■生成AI関連職種(一部抜粋)
・プロンプトエンジニア 大規模言語モデル(LLM)など生成AIの性能を最大限に引き出すため、効果的なプロンプト(指示文)を設計・開発する専門家。ビジネス要件をAIが理解できる形に具体化し、望ましい出力を得るためのノウハウを持つ。
・AIトレーナー/ファインチューニング担当者 特定の業務や業界に特化したデータを用いて既存の生成AIモデルに追加学習を施し、精度や応答品質を高める。データの前処理やアノテーション、モデル評価などのスキルを備える。
・AIサービス企画/プロダクトマネージャー 生成AIを活用した新規サービスやプロダクトの企画・開発を主導する。市場ニーズ分析、ビジネスモデル構築、開発チームとの連携、ユーザー体験の設計などに対応する。
・AIリスクマネジメント専門家 生成AIに伴うバイアス、著作権、プライバシーなどの倫理的課題や法的リスクを特定し、対策を立案・実行する。AIガイドラインの策定や社内教育も担う。
・AIデータキュレーター/アノテーター 生成AIの学習に必要な高品質なデータを収集・整理・加工し、アノテーションを行う専門家。データ品質の管理や多様性確保に貢献する。
・AIコンサルタント 企業のAI導入戦略から、生成AIソリューションの提案・導入支援までを一貫して担当。経営課題を踏まえ、AI技術をビジネス成果に結びつける。
■リヴァイ「生成AI人材サービス」の3形態と特徴
(1)人材派遣 ・迅速な人材アサインと、必要な期間での柔軟な活用が可能 ・厳選されたAIスキルを有する即戦力人材を配置 ・派遣期間中もスキル向上支援のための個別面談を実施 ・プロジェクト成果を顧問が定期的にレビューし伴走
(2)人材紹介 ・豊富なAI専門家データベースから適任者を紹介 ・専門知識やカルチャーフィットを多角的に評価しミスマッチを防止 ・入社後の定着支援としてオンボーディングやメンタリングを無償提供 ・成果連動型フィーにより採用リスクを低減
(3)プロシェアリングコンサルティング(PSC) ・週1日から稼働可能な“Chief AI Officer”クラスの専門家を確保 ・PoC支援、データ戦略立案、人材育成を短期間で加速 ・複数社で実績を持つトップ人材から最新ノウハウを継続的に提供
■業界別に想定される生成AIの活用シーン
<金融業界> 不正検知、リスク管理、顧客対応チャットボット、与信審査の自動化、アルゴリズムトレーディングなど。
<EC・小売業界> 顧客レコメンデーション、需要予測、在庫最適化、パーソナライズドマーケティング、物流の自動化など。
<自動車業界> 自動運転、ADAS(先進運転支援システム)、製造工程最適化、サプライチェーン管理、予知保全など。
<通信業界> ネットワーク最適化、基地局管理、サイバーセキュリティ、チャットボットによる顧客対応、次世代通信(5G/6G)活用など。
<製造業> スマートファクトリー化、予知保全、品質管理、設計最適化、研究開発の加速など。
<インフラ業界> 設備監視、需要予測、運行管理最適化、セキュリティ強化、災害対策など。
<ヘルスケア・製薬業界> 新薬開発の加速、診断支援、個別化医療、電子カルテ分析など。
<政府機関・自治体> 防災(災害予測、被害分析、避難計画最適化)、交通流最適化、公共サービス自動化(住民対応チャットボットなど)、インフラ老朽化診断、防犯(監視映像解析)、気象データ分析、環境汚染予測など。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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