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京都の複合商業施設「BiVi二条」、6月20日にリニューアルオープンへ
大和ハウスグループの大和リースは、京都市中京区のJR二条駅前にある複合商業施設「BiVi(ビビ)二条」(中京区西ノ京栂尾町)を、6月20日にリニューアルオープンする。京都市内初出店の5店を含む14店が新たに登場するほか、12店が継続出店する。
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BiVi二条は、JR嵯峨野線の二条駅前に2005年オープンした鉄骨5階建て延べ約2万3,000平方メートル。これまで映画館を核に物販、飲食を中心とした構成で営業していたが、訪日外国人観光客の殺到を受け、京都の伝統産業や生活、食文化の発信機能を備えることにし、2024年9月から一部を閉館してリニューアル工事に入っていた。
登場する26店のうち、新規出店は14店で、うち6店が京都府内の事業者になる。新規出店店舗は駄菓子・物販の「昭和レトロ横丁」、茶房の「ティーハウスツバキ」、和食の「おづおむすびかふぇ」、居酒屋3店で構成する「二条横丁」、免税店の「京茶庵」など。
核テナントのシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」をはじめ、書店・バーの「大垣書店・お酒の美術館」、アミューズメントの「サープラ京都あそびタウン」などは継続出店する。
JR嵯峨野線は、新幹線や在来線特急、新快速で訪日客が集まるJR京都駅と観光名所の嵯峨嵐山を結び、京都市内の鉄道路線では最も混雑している。JR二条駅は京都市営地下鉄東西線の二条駅との乗り換え場所となり、二条城や京阪三条方面へ向かう訪日客が多い。大和リースはこうした訪日客の受け入れも視野に入れている。
リニューアルオープンに先立つ18日には、地域住民や事業関係者ら約1,000人の招待客を招いてプレオープンするほか、リニューアルオープン当日は京都市関係者を招待して2階特設会場で記念式典を開催する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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