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複合施設「豊洲セイルパーク」、商業施設が7月24日開業へ
豊洲セイルパークの開業イメージ(三菱地所発表資料より)[写真拡大]
IHIと三菱地所が東京都江東区で進めている複合施設「豊洲セイルパーク」(江東区豊洲)の商業施設が、7月24日開業と決まった。オフィス、商業施設、起業支援施設、シェア企業寮などが入る施設で、商業施設は物販、飲食、クリニックなど21店が入居する予定。豊洲2、3丁目地区最後の大規模開発として新たな交流・発信基地を目指している。
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豊洲セイルパークは、結婚式場「アニヴェルセル」、幼稚園・スポーツ施設の「トーヨータイヤ豊洲ドーム」、レストラン・カフェ「HAUS」のそれぞれの跡地約1万3,000平方メートルに、2022年から整備中の地下1階、地上15階建て延べ約8万9,000平方メートル。街区中央には大屋根付きの広場を設ける。
商業施設は低層階に入る。出店するのは、1階にスーパーの「ワイズマート」、体操教室の「ネイス」、ピラティススタジオの「クラブ・ピラティス」、カフェ・レストランの「フルーツピークス」、おにぎり・弁当の「銀座十石」など。2階に和食の「やまでん丸」、寿司の「熟成鮨と炙り鮨」、医療モールの「豊洲ドクターズスクエア」など。
起業支援施設はコクヨの運営。総床面積約1,500平方メートルで、多くの住民や働く人を抱える豊洲の特性を生かし、多くの多様な人が気楽に立ち寄ってライフスタイルに寄与するビジネスを創出する場所にする。
シェア企業寮は、住環境で新しい製品やビジネスを実証実験する場として開設する。屋上に菜園を設け、働く人たちが健康的な暮らしを身に着けるために支援を進める。街づくり・不動産開発のグッドタイムが運営する。
現地は東京メトロ有楽町線の豊洲駅から歩いて3分、ゆりかもめの豊洲駅から歩いて5分の晴海通り沿い。職住遊学の交わりから新しいライフスタイルを生むにぎわいの場とすることが目標になっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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